岡山県瀬戸内市の神宝マンゴー

神宝農園で元気においしく育った神宝マンゴー

神宝農園で元気においしく育った神宝マンゴー

神宝農園で元気においしく育った神宝マンゴー

 わたしは、親の代から現在に至るまで水道事業を営んでいます。そんな水道屋がなぜマンゴー栽培を始めたか、よく問われます。一言で言えば、「瀬戸内市の農業を発展させたい」と考えたからです。しかしはじめは、世のため、人のため、という立派な動機だったわけではありません。わたしたちの水道事業の一番の強みが、田畑に水を引く工事や修繕だった為、「瀬戸内市の農業が盛んになってもらわないと困る」というのが本音でした。漠然と瀬戸内市の農業を憂いている中、平成17年4月、県の仕事でインドに視察に行った時、生まれて初めてマンゴーを食しました。 深い甘みの後に、爽やかな苦みが追いかけてきて、口の中をスッキリとさせる、まさに奇跡の果物だと思いました。「このマンゴーを活かせば、瀬戸内市の農業を元気にできる!」その時、強くそう感じました。この体験がわたしをマンゴー栽培へと突き動すきっかけとなりました。

 それからは、マンゴーの栽培協力者を探し回り、廃墟と化したガラス温室を修繕し、人・資金・資材の調達など悪戦苦闘を経て、平成22年8月にマンゴーの商品化へと漕ぎ着けました。この時点で志半ばではありますが、若手にバトンを渡しました。更なる飛躍をするためには、若者の柔軟な発想や、大胆な行動が必要不可欠だと判断したからです。今後は後方支援に徹しながら、引き続き農業を元気にする為に尽力したいと考えています。


創業者 神宝 謙一

神宝農園で元気においしく育った神宝マンゴー

神宝農園で元気においしく育った神宝マンゴー

 わたしたちのマンゴー栽培は、実がつかないどころか花も咲かないところから始まりました。悪戦苦闘するなか、3年目にしてやっと800個を収穫でき、6年目の今では17,000個を生産できるようになりました。今後はより高い品質で、28,000個(約10t)を安定して生産できる体制を整えたいと考えています。
またそれと同じ位、新しい農作物の生産も重要視しています。マンゴーの収穫時期は6月、7月の2ヶ月間だけです。今のままでは年間通じてお客様とお付き合いができません。そこでドラゴンフルーツ、パッションフルーツ、レイシなどの試験栽培を開始しています。また世界三大フルーツの1つであるチェリモヤの勉強も始めました。栽培方法や必要な設備がマンゴーと共通するところが多いので、挑戦できないものか、探っているところです。近い将来には、1年中、わたしたちが生産した農作物を皆さまの元へお届けできるように生産計画を立てたいと考えています。

 神宝あぐりサービスは、20代、30代が中心でまだまだ未熟な農家です。しかし、探求心、向上心、チャレンジ精神だけは「先輩方に負けない!」という強い気持ちで日々取り組んでいます。今後、わたしたちがどのように四苦八苦するのか、少しでも興味を持っていただければ幸いに思います。


代表取締役 神宝 貴章
(平成22年8月代表取締役に就任)

瀬戸内の恵みを受けて元気いっぱいのマンゴー

瀬戸内の恵みを受けて元気いっぱいのマンゴー

 平成22年4月に入社した直後から、当時の農園長の補佐として、JGAP認証の取得に向けて取り組んでいました。入社早々から、ハウス内の清掃や農薬・肥料の管理、販売や労務管理に至るまで厳しく指導を受けました。大変な日々でしたが、その期間に重要な基礎を学ぶことができました。またその期間に受けた指導が今でも農園の良い習慣、良い文化となって根付いており、神宝マンゴーを生産する土台になっています。JGAP自体は3度更新をした後、今ではJGAPを基に自分たちで作った神宝マンゴーの生産に特化した独自の管理体制で生産活動を行っています。 平成25年8月からは、農園長の任を引き継ぎました。全ての作業において明確な正解がないので、プレッシャーに押し潰されそうになります。そんな時は今まで学んだことを何度も何度も見直します。それでも自信が持てない時は、マンゴーの木にじっくりと話かけ、注意深く観察します。「たくさん収穫したい、1玉を大きくしたい」などの人間の都合を一旦忘れて、マンゴーの健康や成長にとって、今何が必要なのか考えます。そうすれば自然と一番最適な対応に気づきます。きっとマンゴーが答えを教えてくれているのだと思っています。

 まだまだ経験不足ですが、今まで学んだことをより細かく、より丁寧に、より熱心に、をモットーとし、最高のマンゴーを栽培したいと思っています。


農園長 大塚 美貴
(平成25年8月農園長に就任)